不妊対策110番

妊活中から飲んでおきたい葉酸!その効果とは?

2000年以降、日本も国の方針として、妊娠した人が食事では足りていない葉酸をサプリメントなどとして摂取することが好ましいとしてきました。

それは、妊娠した人の体の中に葉酸が足りていると、二分脊椎症などの先天性異常を引き起こすリスクがとても少なくなるということが研究によって知られ、今では葉酸が非常に重要な役割をしているのだということが分かったからです。

そのため、妊娠した人の多くにも知られることになっているのが、周知の事実なのではないでしょうか。
しかし、葉酸の効果とは決して妊娠後だけに必要なものではありません。

実は、日本女性の4人に1人は、何らかのかたちで貧血状態と考えられているという統計資料があり、貧血には鉄分を取ることが大切だということは知られています。
けれども、その鉄分を体内に吸収するためには、葉酸の力が必要だということまではなかなか知られていないのが現状なのではないでしょうか。

つまり、せっかく鉄分を身体が吸収しようと思っても、葉酸が足りないために鉄分が体外へと排泄されてしまうというのです。

また、妊活によってスムーズな妊娠をするには、黄体ホルモンが必要であり、黄体ホルモンを作り出すには、鉄分が大きな役割を担っているのです。

ですから、妊活で妊娠を計画しているのなら、まずは体温を高めにすることが必要であり、そのためには黄体ホルモンを作り出す必要があり、作り出すためには鉄分が必要であり、貧血を改善して体内に鉄分を増やすためには葉酸の役割が大きいということになります。

そのように葉酸は、赤ちゃんのさまざまな先天性異常のリスクを低くする力があるだけではなく、赤ちゃんを迎えたいと考える妊活そのものの根本に関わってくる栄養素であるのです。

妊活に必要な栄養素はいろいろありますが、この先ほどの一連の連鎖環境を作り上げることが、赤ちゃんを迎えたいと願う妊活の努力を実際に実りあるものにするのです。