不妊対策110番

人工授精と体外受精のメリットデメリット

代表的な不妊治療には、AIHと呼ばれる「人工授精」と、IVHと呼ばれる「体外受精」が挙げられます。
妊娠を望んでいる夫婦にとって、なかなか妊娠が成立しない場合に、妊娠の成功率をが上がる方法と言えます。

また、双方妊娠の成功率や医療費も大きく異なります。治療法や治療費の違いをしっかりと理解した上で、治療に臨むことが重要です。

また、それぞれメリットとデメリットがあるので、自分たちの状況に合わせて選択することをお勧めします。
人工授精は、排卵日に合わせて精子をとって、人工的に子宮の中に精子を入れる方法のことです。一方、体外受精は、体内で授精が難しいと考えられる場合に取り入れられる方法です。
まず、女性の子宮から卵子を採取します。

そして、体外で精子と受精をさせて、受精卵を子宮の中に再び戻します。
人工受精の適応は、精子の運動性や数に問題がある場合、不妊の原因が不明な場合です。卵管通過の障害がみられない場合の治療です。

体外受精は、卵管や卵巣機能に問題があったり、人工授精で妊娠が成立しなかった後のステップアップとしての治療法とされています。
適応者は、人工授精を何度かトライしても妊娠が成立しなかった場合、卵管が閉塞している場合、精子に異常がある場合、高齢の方などです。

人工授精のメリットは、自然妊娠に近い方法であること、自由診療ですが比較的安い費用で挑戦ができることです。デメリットは、排卵誘発剤を使用する場合、卵巣過剰症候群になりやすいこと、治療を重ねるごとに妊娠の確率が低下してしまうことです。
体外受精のメリットは、自然妊娠や人工授精に比べて妊娠の成功率がかなり高いことです。

デメリットは、自由診療で高額費用がかかることです。注射を打ったり、採卵を行ったり、何度も通院が必要で身体的な負担もかかります。
自然妊娠やタイミング法でなかなか妊娠が望めなかった方で、これらの方法を視野に入れておられる方は、信頼できる医師に相談すること、夫婦でしっかりと話し合ったうえで、どの方法が一番ベストかを考えて治療に臨むことをお勧めします。